
どうも、Kotaです。
以前、EAを稼働させるなら契約必須と言っても良いほど重要な「VPS」というサービスについて記事を書きました。
これを利用することで、EA稼働に必須な
- MT4常時起動
- 安定したインターネット回線
- パソコンをスリープにしない
などの大きなハードルを楽々クリアできるため、EAをご利用の方なら是非とも使っていただきたいサービスなのですが
今回はその中でもおすすめできる「ABLENET」というVPSサービスについて、契約するところから実際に使える状態にするまでのやり方を画像つきで解説します。
まだVPSを利用されていない方は、この記事を見ながら順に契約→セットアップを完了させましょう!
§1:ABLENETのVPSを契約する
まずは、VPSを契約するところからスタートしましょう。
ステップ1:ABLENETのサイトへアクセス
まずはこちらのバナーからワンクリックでABLENETのサイトに遷移してください。
ステップ2:Windowsプランを契約する
そして大きく表示される「VPS」をクリックします。
少し下にスクロールすると、いくつかプランが表示されていますね。
ここでは「Win1」というプランを選択します。
※「V0」「V1」「V2」などのプランは価格がかなり安いですが、WindowsのOSが入っていないサーバーになりますので、必ず「Win1」を選択してください
お好みで「Win2」「Win3」など上位プランを選んでいただいても構いませんが、MT4を稼働させる分には一番安い「Win1」プランで十分です。
続いて表示される「ストレージ」は、どちらを選んでいただいても構いません。
ディスクの容量を優先するなら「HDD 100GB」ディスクへの書き込み速度を優先するなら「SSD 60GB」です。どちらでも料金は変わりません。
さらに下にスクロールすると、決済方法を選択するボタンが出てきましたね。
是非とも「クレジットカード試用期間あり」を選んでほしいところです。
カードをお持ちでない方はコンビニ払いでも構いませんが、手数料がかかることや、支払いを忘れるとVPSがストップしてしまうことなど、デメリットがありますので、カードを持っているならば出来るだけカード払いにしましょう。
決済方法を選んだら、下にスクロールして「利用規約」やその他の規約に同意して「規約に同意し、進む」と書かれたボタンを押します。
サーバーの契約期間を選んだら(長期契約するとお得です!)画面右下の「見積もり画面へ進む」ボタンを押します。
契約内容に問題がなければ「同意する」にチェックを入れ、WindowsのOSを選んで「申込者情報の入力へ進む」ボタンを押します。
申込者情報が入力できれば「注文内容の確認へ進む」ボタンを押しましょう。
決済情報の入力に進みます。ここでカード情報の入力を行い「注文を確定する」ボタンを押すと契約完了です。
§2:VPSを使える状態に初期設定する
さて、VPSの契約が完了し、あなた名義で仮想空間にWindowsパソコンをレンタルしたことになりますが、そのパソコンをどうやって操るのでしょうか?
ここでは、あなたがレンタルしたVPSのWindowsパソコンを、あなたのパソコン(スマホ、タブレットも可)から遠隔操作できる状態にするための準備を進めていきます。
ステップ1:リモートデスクトップアプリをインストールする
「リモートデスクトップ」という、他のパソコンを自分のパソコンで遠隔操作するためのアプリが存在します。
まずはそれをあなたの端末にインストールしましょう。ご利用の端末によって、ダウンロード先が変わりますので、以下から該当するものをクリックしてください。
Windowsパソコンをお使いの方
Windowsパソコンをお使いの方はこちらからインストールしてください
Mac OSパソコンをお使いの方
Macをお使いの方はこちらからインストールしてください
Android端末をお使いの方
Androidのスマホやタブレットをお使いの方はこちらからインストールしてください
iOS端末をお使いの方
iPhoneやiPadをお使いの方はこちらからインストールしてください
ステップ2:ABLENETからのメールを確認する
ABLENETでVPSの契約が完了すると以下のようなメールが届きます
件名:
[ABLE:VPS] VPS(Winプラン)設定完了通知/試用について
※このメールの中に、VPSに接続するときに必要な情報が全て記されています。絶対に第三者に見せないようにご注意ください
ステップ3:VPSの電源をオンにする
メール本文を開いて少し下に進むと「ABLEパネル」という項目がありますね。
ABLEパネルとは、ABLENETの契約者の会員ページのようなもので、ログインして契約情報の変更やVPSの状態の確認、領収証の発行などができるページです。アクセスしたら、ぜひブックマークしておきましょう。
※ちなみに領収証をダウンロードしておけば、確定申告の際にFXで得た利益からVPSの利用料金を経費として落とすことができます
さて、メールに記載されている「ABLEパネルのURL」をクリックし「ABLEパネルID」「初期パスワード」の2点を入力すると、ABLEパネルにアクセスできます。
すると「VPS一覧」に先ほど契約したVPSが表示されているはずなので、VPSの名前の部分をクリックします。
メニューの下の方に「電源ON」ボタンがあるはずなので、それを押してあげるとWindowsが起動します。
※電源のついたパソコンにしか遠隔操作はできませんので、まずはABLEパネルから電源を入れてあげるのが必須です。このステップは確実に行いましょう
ステップ4:VPSで稼働しているWindowsを遠隔操作する
ここまでできればあともう一息。先ほどのメールに戻ります。
今度はそのメール内の「WindowsServer設定情報」というところに書かれている「コンピュータ」「ユーザー名」「初期パスワード」の3点を確認しながら進めます。
ステップ1でインストールしたリモートデスクトップアプリを起動します。
すると、中央に「Add Desktop」のボタンが表示されますので、それをクリック(もしくは、アプリ上部の「+」ボタンから「Desktop」を選択してもOK)。
「PC name」には、メール本文の「コンピュータ」の横に書かれている数字を(ドットつきで)入力します。
次に「User account」のドロップダウンリストから「Add User Account」をクリックし、必要事項を入力します。
ここで入力する「Username」「Password」は、Windowsパソコンにログインするときのユーザー名とパスワードを意味します。
ABLENETから送られてきたメールの「ユーザー名」「初期パスワード」を入力して「Add」ボタンを押しましょう。
あとは特にいじらず、そのまま「Add」を押します。
すると、アプリの「Saved Desktops」の一覧に、入力したVPSの情報が表示されていますね!これをダブルクリックしましょう。
(今後はアプリを起動するとこの画面から始まりますのでダブルクリックするだけでアクセスできます)
これにて、VPSの契約から、実際に操作できるようになるまでの設定が完了です。お疲れ様でした!
VPSに自由にアクセスができるようになったら、以下の記事を参考にしてVPS上のWindowsパソコンでEAを稼働させましょう(これができればあとは完全放置で自動売買が行われます)↓
最後に:VPSでEAを動かす際の注意点
今回この記事を見てVPSを契約された方は、おそらくEAを運用するために契約されたと思います。
ここで初心者がやってしまいがちな失敗例を1つ挙げておきますので、もしEAの運用やVPSの契約が初めてという方はくれぐれもお気をつけください。
VPSの電源を落とすと自動売買も止まります
よくあるのが「VPS上のパソコンにMT4をインストールしてEAも導入できた。けどどうやってVPSとの接続を解除するのかわからない」というケース。
VPS上のパソコンでEAをセットできたら、あとは自分のパソコンからVPSへの接続を切っても、ずっとVPS上でEAが稼働し続けますよね。
でも、自分のパソコンからVPSへの接続を、どうやったらきれるのかわからないという方が多く、VPSの電源を切る(シャットダウンする)ことで接続を切る方をよくお見かけします。
それではVPS上で稼働していたMT4が閉じてしまい、EAの稼働もストップしてしまいますので、シャットダウンはむやみに行わないようにしてください。
VPSへの接続を解除する場合は、リモートデスクトップアプリ自体の「×」ボタンを押して、VPSの電源を入れたままリモートデスクトップアプリを終了していただくようお気をつけください。